満足のいく出来栄えで感謝いたします。

山崎博之　様 　Ｋです。遅くなりましたが、家系図の方受け取り、確認させていただきました。 　満足のいく出来栄えで感謝いたします。 　今回の家系図作成にあたり、私も知らなかったことも明らかになりました。 　私の曽祖父は寺の住職をしており、何人か養子を迎えていることもその一つです。 　父は薄々とは知っていたようでしたが、明治時代当時、 結婚で両家の釣り合いをとるためなどで、 結婚前の短期間養子とすることなどもあったということを父から聞きました。 　実は家系図作成にあたり、父に下書きを見せたところ、 血縁関係のない曽祖父の養子については削除してほしいことを希望していました。 　しかし私は、血縁関係はないとはいえ、これは曽祖父が好意で行ったことであり、 いわばＫ家の歴史として記録すべきもの、家系図としては必要ではないが、 家の歴史としては必要なものだと父に話し、納得してもらいました。 　このことについては、隠すような事柄ではないと思いますし、 むしろ曽祖父の人間性を垣間見る一つの証拠にもなるのではないかと思いました。 見たこともない曽祖父ですが、こうしたことを知ることで、その人となりが想像できますし、 そうした部分が祖父や父、私にも似たところがあるなぁと、身近に感じることができました。 　また、以前のメールにも書きましたが、曽祖父以前の家系は、まったく知らなかったので、 今回曽祖父の両親の名前が明らかになっただけでも、意義のあるものでした。 六男であったようなので、兄弟が多いためお寺に行くことになったのかなぁとか、 兄弟の中でも読み書きが得意だったのかなぁなどと両親と想像しながら、 見たこともない曽祖父について語り合いました。 　私自身、博物館に勤務しており、町の歴史上の人物の系図などを調べたりすることもあるのですが、 我が家の家系についてはまったく無関心でした。 著名人でなくても、人それぞれに歴史はあるものです。 これを機会にもう少し我が家の歴史を掘り下げることができれば…という意欲がわいてきました。 　家系図作成は父の長年の懸案でもあったので、色々な意味で感謝いたします。 　 ありがとうございました。 【No.226】岡山県　津山市　ＴＫ様（10.10.19）　 ２１番紺藍家系図　父方