系譜が家族史に変わるとき
まず、「ツリー型家系図」は、家族のつながりを図で表したものです。
たとえば、父、母、その子ども、祖父や祖母など、誰が誰とどのような関係にあるかが一目でわかるように並べられています。
さらにツリー型家系図を見ると、自分の祖先や親戚がどうつながっているのかがわかります。
これは、親から子へと代々続いてきた家族の歴史を視覚的に理解するために使われます。
「系譜」には名前や生まれた日、結婚した日などの情報が載せますが、さらに「系譜」にそれぞれのエピソードを入れると「家族史」にもなります。
家族史とは、家族の歴史を文章で詳しく記録したものです。
家系図が「誰が誰か」を示しているのに対して、家族史は「どんな人生を歩んできたか」を描いています。
たとえば、祖父や祖母がどんな仕事をしていたのか、どんな出来事があったのか、戦争や災害をどう乗り越えてきたのか、どんな夢を持っていたのかなど、個々の家族メンバーの物語が詳しく記されています。
家族史は、単なる名前や日付だけでなく、家族がどのように生活してきたか、どんな喜びや困難があったかを後世に伝えるものです。
要するに、ツリー型家系図は家族の関係性を「図」で表したもの、「系譜」は家族の物語を「文章」で伝えるものです。どちらも、自分のルーツを知り、家族の大切さを感じるための素晴らしい手段です。
家系図には系譜が不可欠となります。
https://www.youtube.com/watch?v=wAs9k57Hot8
更新:2024年09月24日