人間の要素は「血」と「育ち」と「教え」
久しぶりに修身教授録(森信三著:致知出版社)を読みました。
この本は昭和12年の天王寺師範学校での授業内容の記録で、人間学を磨く名著と言われるものです
その中で「血と育ちと教え」の話がありました。
「血」という文字は血筋を連想するので、集中して読んでみました。
「血」は遺伝。
「育ち」は生い立ちや家庭のしつけ。
「教え」は家庭以外の教育。
血と育ちによって「人間のアク」が出てくる。
一方醜い「人間のアク」がとても少ない人が存在する。
そのような人の言動に気づいて学ぶのが「教えの力」だそうだ。
日ごろから心がけないとなかなか身につきにくいことだと思いました。
更新:2022年06月15日