家系図譜製作の特長

日本古来の製法「和本」で制作します

一族の家宝となる家系図譜には、日本古来の製法である「和本」が適しています。
和紙を和綴じにして作っています。
わたしたちが一日の中で目にする本、新聞や小説などは、右縦書きの文字が圧倒的に多いのではないでしょうか。
これは、漢字文化圏特有の表現方法で、一番私たちに馴染みのある装幀だといえます。
昔は、和本が傷んだら専用の針を使って綴じ糸で丁寧に修復をして大切に扱ったものです。
日本の文化を伝えることも含め、やはり、家系図譜には和本が適していると考えています。

圧倒的な情報量の系譜

名前だけのツリー型家系図譜では、 ご先祖様のことがよくわかりません。
そこで、戸籍全員の記載事項を読み取り、 報告書の形式（系譜）を作成します。
Ａ４サイズの本格強化和紙に お名前 / 続き柄 / 生年月日 / 出生地 / 婚姻年月日 / 養子縁組年月日 / 没年月日 を百年色落ちしない特殊インクで 印字しています。

また系譜の特徴 は出生後の婚姻時や、没時の年齢を記載させていただくことにあります。 結婚年齢を知れば、「ご先祖様も青春があったんだなあ」と思いをめぐらすことができるからです。

ところで、是非お勧めしたいことがございます。
系譜に登場されるご親戚の方に「系譜」をご覧いただいてください。
子供の頃や、ご結婚されたときのなつかしい思い出話を語ってくださいます。
それもこの「系譜」の楽しい使い方です。

古文書解読チームとの連携

江戸時代、明治時代の特殊な文字など解読が困難なものは、古文書解読チームと連携して現代語訳にしていきます。
家系図を自分で作ろうと思ったとき、まずぶつかる壁が、「昔の文字が読めない」ということです。
私ももちろん勉強はしておりますが、専門家と連携することで、より正しい情報を得ることができ、
ご先祖様が生きた証を偽りなく系譜に盛り込むことができるのです。

9割の方が江戸時代末期まで遡っています

当社での、直近の作成実績 4 0 0 件を分析しました。

1. さかのぼれた世代数
6世代 7世代の家系図譜が約70%となりました。

世代	人数	構成比
4世代	6	1.5%
5世代	67	16.8%
6世代	148	37.0%
7世代	127	31.8%
8世代	49	12.3%
9世代	3	0.8%
合計	400	100.0%

2. 判明した人数
判明人数40人以上の家系図譜が約70%となりました。

調査人数	件数	構成比
10人代		0.2%
20人代	27	6.8%
30人代	85	21.3%
40人代	115	28.8%
50人代	85	21.3%
60人代	45	11.3%
70人代	26	6.5%
80人代	10	2.5%
90人代	4	1.0%
100人代	2	0.5%
合計	400	100.0%

3. 判明した時代
約90%の方が150年以上前のご先祖様が判明しました。

時代	件数	構成比
寛政
事和		0.0%
文化	30	7.4%
文政	78	19.5%
天保	109	27.2%
弘化	36	9.1%
嘉永	39	9.8%
安政	35	8.8%
万延	4	0.9%
文久	11	2.8%
元治	5	1.2%
慶応	9	2.3%
明治	41	10.2%
大正		0.2%
合計	400	100%

家系図譜専門としての戸籍収集力

家系図譜を作成しようと思うと、戸籍や除籍謄本の取り寄せからはじまりますが、
戸籍は誰でも取得できるわけではありません。
戸籍を請求できるのは、その戸籍に記載されている者とその配偶者、直系尊属または直系卑属だけで、それ以外の場合は「委任状」が必要になります。

家系図譜作成を代行している行政書士は、委任状をいただいて、
戸籍を取得させていただくことになります。
当事務所は「家系図作成 株式会社」という社名のとおり、創業より家系図譜作成を専門としております。2000件を超える作成実績の中で培われた戸籍取得のノウハウを活かして、取り漏れの内容に戸籍を集めさせていただきます。
良い家系図譜を作成するためには、まずは戸籍をどこまで遡って取得できるか？
ということが重要なのです。

系譜に写真や家紋を入れられます

系譜にご家族の写真を添付します。強化和紙と特殊インクで作成する系譜ですから、１００年以上の長期保存ができます。写真10枚までは、無料サービスです。11枚目以降は1枚につき100円（税別）となります。

仕上がりの美しい「和綴じ」

ご先祖様から脈々と連なる記録―「家系図譜」。 永く、美しく、いつまでもお手元に置いていただけるよう、素材・作り方にこだわっています。
仕上がりの美しさ、家系図譜としての存在感、長く親しんでいただきたいという想いから 全て「和綴じ（大和綴じと高貴綴じの2種類の綴じ方）」にて製本しております。

大和綴じとは

（やまととじ）とは、元は江戸時代に手紙などの束をこよりで綴じたものが原型となる綴じ方で、明治になり、西洋の本が日本に入り、西洋本の表紙をまねて、作ったものです。

固い厚紙に西陣織り等の美術織物を貼り、背側を平のみであけ、平紐あるいは丸紐で結びとじます。 高貴綴じに比べると、少し開きにくい点がありますが、表紙は西洋本のように固いのが特色です。 保存性が高く、豪華です。通常は桐箱にいれて保管します。

高貴綴じとは

（こうきとじ）とは、日本では、バランスと強さから四つ穴で綴じる「四つ目綴じ」が一般的です。 中国清朝代の皇帝康熙帝（こうきてい）は、この「四つ目綴じ」の上下にさらに 一穴づつあけて△風に綴じた本を美的として好んだそうです。

その綴じ方が日本に伝わり「康熙(こうき)」が「高貴(こうき)」となり 「高貴綴じ」と呼ばれました。 少し綴じ方が面倒ですので、一般には行われていませんが、皇室関係の書物や貴重な本はこのように「高貴綴じ」することが行われました。 和綴じ家系図譜ではあえてこの「高貴綴じ」にこだわって作成させていただいております。

長期保存を追求し、いつまでも家宝のように・・・

■長期保存に適した「仙華和紙」を使用

家系図譜は、一族の大切な記録です。できれば、子や孫の時代さらに先まで残しておきたいものです。

「貧弱なコピー用紙」に「並のインク」で印刷することは、大切な家族の記録にはふさわしくありません。 パルプには、リグニン（木質素）と呼ばれる光により繊維を酸化させる物質が含まれています。 新聞紙を日に当てると茶色く変色するのはリグニンの作用です。

一方、リグニンをほとんど含まない「和紙」は強靭で変質しにくく、数百年前の古文書は「和紙」で書かれているため現代でも残っています。

長く残す貴重な記録としての家系図譜の素材は「和紙」が最適です。中でも当社が使用する「仙華（せんか）和紙」は、繊維の絡みが違うものを二重にするため、通常の和紙の倍の強さが特徴です。さらに、印刷するインクも長期保存可能な「特殊インク」を使用しています。 「一生に一度の家系図譜作り」に悔いを残さないためにも、当社では素材にこだわりをもって取り組んでおります。

■百年以上色落ちしないインクを使用
印刷には、“百年以上色落ちしない”といわれている特殊インクを使用しています。

■長期保存に適した桐箱

桐の箱は抜群の防湿効果と仕上がりの美しさから、箱の最高品となりますが、注意も必要です。
桐の字が「木と同じ」と書くとおり、桐は「木のように大きくなる草」と考えられていました。
余りにも生長の早い桐はもろくて壊れやすくなります。
最近では良質の桐が少なく、中国南方系の生長早い桐が多く出回っています。最近では、国産の桐さえも良質のもの少なくなりました。 私たちは、大切な家系図譜ために「品質のよい北の国（カナダ産）の桐」にこだわり保管用の箱を作りました。接合部分は接着剤ではなく、昔ながらの「竹釘」を使用しました。どうか丁寧な作りをお確かめください。

お寺の教本を綴じる職人が綴じています

お寺の教本を綴じる職人が大切に綴じています。

お喜びの声400件以上

山崎博之　様
長野県　Ｓです。
この度は大変お世話に成り、ありがとう御座いました。 当初、私が古文書を目にした時はぼろぼろの紙の状態でした。 代々受け継がれた物ならきちんとして置かないとなと考えていた所、縁が有り表装をする事が出来ました。

しかし戻って来た巻物を見ていると、今後も受け継いで行って貰うためにも、中身が分からないとなと思い、解読をしてくれる所が無いかとインターネットで検索をして、御社のホームページにたどり着きました。 早々解読依頼をしたかったのですが、料金が気に成り躊躇をしていました。 取りあえずと思い見積もり依頼をした所、提示された金額がお手頃な金額だった為、即決させて頂きました。(私の中では倍位の金額を想像していました)

見積もり時の対応・中間報告・発送の連絡等、そして何よりも届いた物に大変満足しています。 届いた荷物を見て何この大きさ・・??　ビックリしました、そして中身を見て又ビックリです。 手文庫・風呂敷・製本された解読書・CD・・・ここまでしてくれるのと感激しました。

解読結果には補足を入れるなど、歴史に疎い私にも解りやすく成っていて、とても良かったです。 巻物(原本)に解読書が付いて、改めて我が家の家宝と成りました。 今後も大切に受け継いで行きたいし、受け継いで行ってほしいと思っています。 本当に、ありがとう御座いました。

行政書士 山崎博之様
本日、Ｈ家家系図セットを受理いたしました。 誠に立派な包装による家系図と家系図にもとずく歴史を概観するとき、感慨深いものがあります。 集約までのご苦労、完成本を受理して、改めて御礼申し上げます。 ますますのご発展をお祈りいたします。　　Ｈ.Ｏ
神奈川県　藤沢市　ＨＯ様

山崎さま
戸籍集の感想です。 まず、素晴らしい箱に入っていて驚きました！ 中はといい香りがしまして、嬉しくなりました。 Ｄ家について、母との話を整合するに、やはり山崎さまのレポート通りの家業をしていました。 祖父は戦争から引き揚げて、次男だっため、苦労して財を成したそうです。 しかし、父の代で、財産はなくなりました。

母は私が産まれてすぐ 離婚しました。 あと、離婚の原因として、母とＤ家の祖母とも折り合いが悪かったらしく…。 母はもともと嫁に入るという価値観が薄く、嫁姑教育が我慢出来なかったのではないかと思いました。 母は強い人ですが、 「家を継ぐ」という価値観はなかったため、離婚は必然だったのかなと家系図を見て納得しました(笑)

あとは、戸籍を読んで、幼くして亡くなっている方、10代でパプアニューギニア戦線で亡くなった方を見ると、今の世の平和や自身の健康に感謝と言いますか、身がしまる想いです。思わず涙目になってしまいました。 今回、お願いして心がスッキリしました。 もっと早く知っていれば…。 私は結婚をするのがとても不安でしたが、Ｄ家に嫁いだ女性は生涯ご主人と共にしていました。

ご先祖様に敬意を示して、自分も結婚や家庭について前向きに考えていきたいと、決心しました。 結婚相手の方の家系も尊重することが大切ですね。 最近は女性優位になりつつあるので、意識すべきです。 母方の件も一通り調べて頂いたら、製本してみたいなあと思います。 長文読んでくださってありがとうございます。 引き続き宜しくお願いいたします。 ＹＹ
東京都　江東区　ＹＹ様

400件を超えるお客様からのお便りをいただいています。
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